14:名無しNIPPER[saga]
2020/04/14(火) 23:14:36.94 ID:es/Qb5Nf0
 「双葉さん、お疲れ様」 
 「お疲れ様―」 
 双葉はとある認知科学研究所に勤める。スタッフとのやりとりも慣れたようだ。引きこもりだった双葉には考えられないコミュ力だ。 
 問題があるとすれば、ワーカーホリック気味。母親から引き継いだ研究やっぱり完成させたいし、二度と悪用されたくない。と言っていた。 
 「でも、娘達に悪い」そうとも言った。 
 双葉は母親が好きだ。でも、遊べなくて楽しくなかった。 
 「だから、私の娘には飛び切りの愛情を注いでやりたい。」 
 でも、それができてない、と嘆いていた。 
 「私ってだめ親だなぁ」 
 と俺は落ち込む彼女を慰める。 
  
 だから、愛情の方は俺が代わってる。 
 「背が高くて、イケメンで女たらしのあいつ。私の子供の父親だ。 
 あいつはイクメンで子供好き、家事好き、料理好きで何でもできる理想の旦那」と俺は双葉の評価を受けているので心配いらない。 
  
 「ただ、非常に女たらし。他所の女に平気で子供を作っているのは欠点」と小言を言われることもしばしば。 
  
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