古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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25: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 20:50:51.10 ID:RS4SDFXO0
のあ「泉、ありがとう」

泉『のあさん、協力することは』

のあ「あなたの安全も保障したいわ、清路駅前にいるのよね?」

泉『うん』

のあ「迎えに行くわ。協力してちょうだい」

泉『わかった。交番にでもいるね、待ってるから』

のあ「ええ」

亜季「高峯殿……状況はマズイであります」

のあ「わかってるわ」

亜季「明確な悪人を標的にしたアンチヒーローを、止めようとする人間は少ないであります」

のあ「そういうことね、無差別殺人でないことを示した」

亜季「古澤頼子は自分を標的にしろ、と言ったであります」

のあ「探偵と警察は遅れている、とも」

亜季「目的は……」

のあ「自身の存在をアピールするため、かしら」

亜季「思ったよりも目立ちやがりでありますよ」

のあ「そうね、同感よ。『キュレイター』とは思えない」

亜季「それが、勘違いなのであります」

真奈美「のあ!」

のあ「無事は確認できたかしら」

真奈美「渋谷凛と瀬名詩織は署内で無事だ。小室千奈美、吉岡沙紀、小松伊吹は連絡が取れた、一切古澤頼子とのコンタクトはない」

のあ「他は」

真奈美「沢田麻理菜、宮本フレデリカ、アナスタシアも無事だ。不審な動きもない」

亜季「多いでありますな……」

のあ「それなら、残り2人は誰なのかしら」

真奈美「1人は可能性がある……新田巡査だ」

のあ「もう1人は」

真奈美「わからない」

亜季「待ったで、あります!被害者が新田巡査なら、更に登場人物が1人必要でありますよ!」

のあ「古澤頼子が言う、無法者。法を逸脱した裁きを行う人物」

真奈美「どっちかは……わからないな」

亜季「やることが多すぎてパニックであります!」



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