59: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:20:19.18 ID:RS4SDFXO0
 29 
  
 清路警察署・和久井班室 
  
 真奈美「情報の方は落ち着いた。理由は深夜にさしかかっているからだな」 
60: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:21:04.68 ID:RS4SDFXO0
 咲『建物の裏側、塀に取り付けられてた』 
  
 のあ「まゆと楓に伝えたのかしら」 
  
 咲『まゆちゃんとオッドアイの美人さんに言わない方がいいかな、って』 
61: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:22:19.44 ID:RS4SDFXO0
 30 
  
 清路警察署・刑事一課和久井班室 
  
 真奈美「柊課長、コーヒーでいいかな」 
62: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:23:26.37 ID:RS4SDFXO0
 のあ「……何かしら」 
  
 志乃「謝るわ……あの子を止められなかった」 
  
 のあ「志乃のせいじゃないわ。三船美優は大学1年からの友人よ……あなたよりも、古澤頼子は早かった」 
63: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:24:22.17 ID:RS4SDFXO0
 志乃「そうよ……あの子が一人前になるまでは、あなたが必要だったの」 
  
 のあ「別に責めてはいないわ。結果的には、良いこと」 
  
 志乃「成果をあげることもあるけれど……それだけじゃないわ。あなた達には友人が必要だったわ……あなたには、仕事も」 
64: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:25:23.05 ID:RS4SDFXO0
 のあ「古澤頼子が配役した、と言い切る理由もわかったわ」 
  
 志乃「賢い方法ではないわね……私刑はどんなことがあっても許されはしない」 
  
 のあ「ええ」 
65: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:26:42.25 ID:RS4SDFXO0
 31 
  
 三船美優の自室 
  
 三船美優の自室 
66: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:27:22.95 ID:RS4SDFXO0
 久美子「そうだと思うわ。注射器には留美さんの指紋がついてた」 
  
 のあ「持ち方は」 
  
 久美子「持ち方?逆手だと思うわ」 
67: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:28:30.92 ID:RS4SDFXO0
 久美子「古澤頼子の協力者だったのよね」 
  
 のあ「留美の情報を古澤頼子に流し、警察官への道を勧めた」 
  
 久美子「友人に裏切られるのは、ショックでしょうね」 
68: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:29:16.00 ID:RS4SDFXO0
 真奈美「証拠を隠蔽するわけでもない」 
  
 のあ「志乃が言っていた通り、苛烈な怒りも感じない」 
  
 真奈美「そもそも、自殺なら隠すことはあるか?」 
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