69: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:30:00.24 ID:RS4SDFXO0
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 深夜 
  
 清路警察署・科捜研 
  
 のあ「……」 
  
 真奈美「……」 
  
 久美子「どうかしら」 
  
 音葉「動きはありません……追跡システムは復旧しましたが」 
  
 志希「ぜーんぜんなし。寝てるよ、きっと」 
  
 真奈美「和久井警部補のことだ、動かないと決めたら」 
  
 のあ「動かないでしょうね」 
  
 久美子「留美さんが行きそうなところを潰してみるとか」 
  
 のあ「私より志乃が詳しくて、とっくにやってるわ」 
  
 志希「となるとー、怪盗の方でしょ」 
  
 真奈美「怪盗?古澤頼子のことか?」 
  
 志希「そうそう。胸元にモノクルがあった。モノクルといえば怪盗でしょ〜」 
  
 のあ「古澤頼子の動きは」 
  
 音葉「ありません……あれだけ派手な格好です……情報が入るかと」 
  
 志希「今も着てて、隠れてなければ」 
  
 久美子「だけど、協力者もいないわ。単独で動くなら、隙が出るはずよ」 
  
 のあ「わかったわ。このままだと消耗するだけね。そして、そんな状態で出し抜けるほど留美は甘くないわ」 
  
 久美子「それは同感」 
  
 のあ「真奈美、どこかで仮眠しましょう」 
  
 久美子「あ、仮眠室は埋まってるからダメよ」 
  
 のあ「ええ。適当な場所を借りるわ。あなた達も休みなさい」 
  
 久美子「了解。交替で休みましょう」 
  
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