古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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82: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:46:10.02 ID:RS4SDFXO0
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清路警察署・取調室

志乃「時間よ。続きは明日」

頼子「もう少しお話したいのですが、残念なことです」

志乃「私の質問に答えてくれれば……好きなだけ話す機会を与えるけれど」

頼子「人の意思は自由にはできません。報酬があるべきですよ」

志乃「連れて行って」

頼子「ふふっ、課長殿。お疲れ様です。良い夜をお過ごしくださいませ」

志乃「……」

恵磨「取調は終わり?」

志乃「ええ。仙崎さん、調書の方は」

恵磨「夏美の目撃調書は取った。自白した?」

志乃「島村さんと水野さんの殺害については認めたわ……ひとまずは送検、その際に留美が現れるかどうか……それしかないかしら」

恵磨「そっか。夏美の調書は渡しておく」

志乃「ありがとう……これで、充分でしょう」

恵磨「なんか騒がしい?」

志乃「仙崎巡査、急いで」

恵磨「早っ!そんな動きができるんだ!」

志乃「止まりなさい」

恵磨「窓が空いてる……」

頼子「止まれと言われて、止まるような性格ではありませんから。それでは」

恵磨「窓から跳んだ!」

志乃「古澤頼子が逃走……職員駐車場よ、急いで」

恵磨「今だと、新聞社の車が置いてあるのか!車の屋根に着地!」

志乃「姫川さん……何故、そこに?」



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