女「選ばれた能力は、綾鷹でした」
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1: ◆X0lVDgvcQ2[sage saga]
2020/05/31(日) 17:08:50.41 ID:Ah/etRVG0

帰り道


友(♀)「え…」

女「ですから、私に適合した能力。綾鷹なんです」

女「効果は…ほら」ガコンッ

女「今、ミネラルウォーターを買った筈なのに綾鷹が出てきたでしょう?」

女「100円払って160円の綾鷹が買える能力なんです」

女「正しくは、"人生の様々な選択において綾鷹が選ばれる"という能力なのですが…」

友「そ、それで最近やけに綾鷹ばっか飲んでたんだ…!」

女「綾鷹を飲んでいたのは普通に美味しいからという理由なのですが…」

友「いっ…」

女「でも、面白いですよね」

女「一見得したように見えるでしょう?でも、しっかりお財布からは60円無くなっているので笑っちゃいます」

友「………元気だしなよっ!」

女「友さんの超能力は確か聖なる光でしたよね」

女「ゾンビを始めとするアンデッドモンスターに有効な希少能力…」

女「その源流は勇者の血筋だと授業で先生が仰っていました」

友「うっ………で、でもあんまり凄く無いんじゃないかなぁ。だって、…な、なんか熱いだけだよっ!?」

女「そうですか」

女「でも、祝わせてください」

女「…おめでとうございます」ムスッ

友「う、うぅ…」



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2: ◆X0lVDgvcQ2[sage saga]
2020/05/31(日) 17:12:16.92 ID:Ah/etRVG0

友「で、でもさっ!超能力なんて無くてもは問題無いくらい女ちゃんは強いじゃない!」

女「……それは、私の家が伝説の勇者の血筋だからですね」

以下略 AAS



3: ◆X0lVDgvcQ2[sage saga]
2020/05/31(日) 17:12:55.32 ID:Ah/etRVG0

女「………ふふ。冗談ですわ。真に受けないでください」

友「えっ?」

以下略 AAS



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