女「選ばれた能力は、綾鷹でした」
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4: ◆X0lVDgvcQ2[sage saga]
2020/05/31(日) 17:13:27.16 ID:Ah/etRVG0

屋敷

妹「私の能力は氷花!」

妹「下らない魔物ならなんでも私におまかせよっ!大半の相手ならきっと怖くて逃げてしまうでしょうね!!」

妹「あーっはっはっはー!!」

父「はぁ。…よし。了解した」

妹「ふふんっ♪」

父「では…次」

弟「はいッ!!」

弟「僕の能力は爆雷ですっ!」

弟「爆破と雷撃…2種類の能力が混ざった混合能力で、破壊に関しては家族…いや、歴代の中でも一番の自信があります!!」ピシッ

ザワザワ…

父「ほう、頼もしいな。期待しておるぞ」

弟「はいっ!!」

父「……して、後はお前だけだが…」

女「先程も申し上げた通り、私の超能力はその辺の超能力とは格が違いますわ」

女「格…ではなく領域、という表現が正しいかもしれませんね…?」

弟「…………」ゴクリ

妹「…っ」ゾワッ

女「あ、綾鷹どうぞ」サッ

父「えっ?今?…まぁいいか……」

父「……それで。口に出す事すら出来んのか?その力は……」

女「えぇ。なんせこの能力は…」

女「おっと。危ない危ない…思わず"選ばれた力"を発動させてしまうところでした」

女(言葉にするだけでも何かしらの選択肢が綾鷹になるんですから、迂闊には使えませんね)

父「……なに?選ばれた力だと?」

女「えぇ」

妹「…ふん!どうせ、弱すぎて言えないような能力なんじゃないの!?」

女「…弱すぎて言えない…ですか」

女「それはいいある意味、良い表現ですね」ムスッ

妹「っ…!」ビクッ

妹(何なのよこの威圧感!)

妹「な、なによ!やろうっての!?」

弟「止せ妹!お前じゃあいつは早すぎる!」ガッ

妹「止めないでよ兄さんッ!剣技で勝てなくても能力さえあれば…!」

弟「その能力がわからないからヤバいんだろ!」

妹「くっ…!」

ダンッ!!



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