232: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/13(土) 00:50:04.17 ID:Qev12e+xo
労働者「『よく分かる最先端工学』……これさえ聞けば、明日から俺は最先端工学者だ」
ガチャッ
設計者「最後の講師はこの僕だよ」
労働者「おおおっ!」
設計者「この町を離れる前に、君たちに僕の工学技術のすべてを伝授しておきたいと思ったんだ」
設計者「僕の設計した教育プランに不可能は無い!」
設計者「宇宙線を遮断するために必要な外壁の材質と厚さは―――」
労働者「待ってくれ」
設計者「末梢神経を人工眼球に接続する際には―――」
労働者「頭がパンクする」
設計者「このように、文書のデータを電子化し、クラウドサーバー上に移すことで―――」
労働者「zzz……」
設計者「秘書……。僕には全く教育の才能がないみたいだ……」
秘書「向き不向きがございます」
労働者「なんだったんだあれは。一言も意味が分からなかった」
労働者「やっぱり地道に勉強しよう」
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