2: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/06/27(土) 07:58:57.99 ID:6UUG/lssO
美波「!!? と、とりあえずこの本は私のバッグに。プロデューサーさんがこの本を見て、フラッシュバックしたらいけないからね! 仕方なくね!」
武内P「ここは……?」
アーニャ「プロデューサー、大丈夫ですか?」
武内P「……」ポーッ
アーニャ「プロデューサー? 聞こえていますか?」
武内P「え、あっ……はい! 大丈夫です」
美波「……?」
美波(プロデューサーさん、今アーニャちゃんに見惚れていた? 気が付いてすぐ目の前に、雪原に舞い降りた妖精のようなアーニャちゃんがいたら見惚れるのは当然だけど、その後の反応も含めてプロデューサーさんらしくない)
美波「プロデューサーさん、気分の方は大丈夫ですか?」
武内P「少し目まいがしますが、大したことはありません。それよりもその――)
美波(今も私と目があったのに、すぐに目を逸らした。弟の友達と挨拶した時に似たような反応があるけど……照れてる?)
武内P「プロデューサー……というのは私のことですか?」
ラブライカ「!!?」
アーニャ「な、何を言っているのですかプロデューサー。プロデューサーはナーシ……私たちのプロデューサーじゃないですか」
美波「落ち着いてアーニャちゃん。プロ……とりあえずプロデューサーさんと呼ばせていただきますね。年齢はおいくつですか?」
武内P「……20歳です」
アーニャ「美波、これは!?」
美波「うん、アーニャちゃん」
美波(プロデューサーさんは記憶が10年ほど――)
アーニャ「20歳と15歳なら許される歳の差ですね!」
美波「うん……じゃなくて!」
アーニャ「ダー。20歳と19歳ならちょうどいい歳の差です!」
美波「……そ、そうかな?」
アーニャ「ダー♪」
美波「も、もうアーニャちゃんたら♪ ……じゃなくて!」
武内P「あの……お二人とも?」
美波「あ、すみませんでしたプロデューサーさん。あの……この手鏡を見てもらっていいですか?」
武内P「? わかりまし――ッ!!?」
アーニャ「シトー? 顔色は少し悪いですが、そこまで驚くことでは……」
美波「アーニャちゃん、それにプロデューサーさんもよく聞いてください」
美波「プロデューサーさんの記憶は、ショックのせいで十年ほど無くなっています」
32Res/36.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20