【ガルパンSS】沙織「彼女のうたかた」エリカ「ある日の喫茶店での出会い」
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21:名無しNIPPER[saga]
2020/07/03(金) 01:17:54.60 ID:a4T5KC6j0


「私たちの知らない友達?」

「いやみぽりんたちは良く知ってるだろうけど……本人の希望でね」


私としてはさっさと紹介してあげたいのだけど……散々口うるさく言われてしまったので。

気にしすぎだなぁとは思うものの、私が彼女に抱いていた第一印象を思うと、やっぱり順序というものは必要かなと納得している。

なので、みぽりんたちには内緒。という事なのだが、心当たりが無いせいか、華が困ったように頬に手を添える。


「あら……私たちが何か悪い事でもしたのでしょうか?」

「そういうんじゃなくて、なんというか……恥ずかしがり屋さんだから?」

「私たちが良く知ってて恥ずかしがり屋さん……えっと……」


みぽりんは記憶の中から該当者の検討を付けているのか、考え込みだす。

思ってたよりも掘り下げてこようとするみんなをどう捌こうかと悩んでいた時、スマホが軽快な音楽を奏でた。

画面に映る名前は最近登録されたばかりのもの。

メールを開くと、私のとは全然違う絵文字もスタンプも何もない簡潔な文章でこう書かれていた。


『こっちも確認取れたわ。黒森峰も今度の土日近くに寄港するわね。
 
 とりあえずよさげな喫茶店いくつか見つけたからどこに行くか決めといて。

 でも予定があるならそっちを優先しなさい。

 それと、あなたのお友達と一緒はNGよ。私、友達の友達と気兼ねなく遊べるほど社交的じゃないから。

 それで良ければ返信頂戴』




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