304: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/07/25(土) 19:21:11.73 ID:xP+SLu73o
姫「おじさま! お久しぶりでござるわね」
開拓者「姫様……! なぜレストランに……」
【NAME:姫 JOB:忍者 AGE:16 HOMETOWN:高原の環境都市 HOBBY:逃走】
生産者「なんで!? 忍者なんで!?」
開拓者「ああ、混乱するよな……」
姫「わらわはこの高原の町で療養し、健康となり、そして修行を重ね、一人前の忍者になったでござるのよ!」
開拓者「姫様、そんな話し方でしたか……?」
姫「忍者には忍者にふさわしいマナーがあるでござるわ。ニンニン」
生産者「結局忍者なんで!?」
開拓者「いろいろあってな、この町にはニュー忍者の里という裏の顔がある」
開拓者「姫の護衛として忍者を鍛えたつもりだったんだ。まさか姫様が忍者になるとは思わなかった」
姫「父上には怒られてしまいましたわね、でござる」
開拓者「あの時は大変でした。姫様本人に弁解していただいていなければ、私は拷問を受けて死んでいたことでしょう」
生産者「お兄ちゃんも王女様も面白いね〜」
ザザッ
忍者教官「……見参!」
開拓者「うおっ、忍者!?」
忍者教官「……ご無沙汰でござる、開拓者殿」
忍者教官「……時に、姫様を見なかったでござるか?」
生産者「王女様なら今ここに、あれ?」
ウェイトレス「それでは失礼いたします」ペコリ
忍者教官「……お待ちを。拙者の目はごまかせませんぞ」
姫「っ、ここで捕まるわけにいきませんわ!」
姫「逃げるが三計、如かずにござる!」ダッ
忍者教官「……姫様の護衛は我らの職務! 決して逃がしはしません」ダッ
開拓者「……。よく分からないことを言って逃げていったな」
生産者「逃げるのが好きなのかな〜」
689Res/504.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20