エーミール「そうかそうか、つまり君はそんなやつなんだなッッッ!」
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18:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 12:25:28.81 ID:I1u0gJJC0
展翅の仕方が悪いとか、右の触角が曲っているとか、
左の触角が伸びているとか、足が二本かけているとかいい、
そのうえ、そもそもこれはコムラサキではないというもっともな欠陥を発見した。


以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 12:25:59.57 ID:I1u0gJJC0
一通りの評論を終えると、エーミールはいった。



エーミール「どうだろう」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 12:26:35.17 ID:I1u0gJJC0
ぼくは愛しいコムラサキと引き換えに手に入れた大金で豪遊しながら、エーミールを憎んだ。



ぼく(エーミールのヤツ……許せない!)
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 12:27:02.16 ID:I1u0gJJC0
それから二年後──

町じゅうにあるウワサが広まった。


以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 12:28:00.27 ID:I1u0gJJC0
ヤママユガ──



ぼくにとって、ヤママユガほど熱烈に欲しがった蝶はなかった。
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 12:28:31.42 ID:I1u0gJJC0
ぼく「ヤママユガってのはすごいんだ……」

ぼく「なにしろ、ヤマで、マユで……ガなんだからさ!」

級友C「アハハッ!」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 12:29:23.17 ID:I1u0gJJC0
善は急げ、悪も急げ、と歴史家リヴィウスはいっていた。

ぼくは、エーミール宅への侵入を決意した。


以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 12:29:57.43 ID:I1u0gJJC0
ブーッ! ブーッ! ブーッ!


敷地に侵入すると、警報が鳴り響いた。かまわずぼくは中に突撃する。

以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 12:30:39.01 ID:I1u0gJJC0
兵士A「エーミール様の部屋を目指しておるぞ!」

兵士B「逃がすな! 必ず阻止せよ!」

兵士C「生死は問わん!」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2020/07/12(日) 12:31:14.57 ID:I1u0gJJC0
ぼく「こ、これが……ヤママユガ……ッ!」


ヤママユガは展翅板に止められていた。

以下略 AAS



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