タツマキ「このハゲも一緒に暮らすから」ブブキ「はあっ!?」
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/24(金) 22:19:39.64 ID:5NhpqbcGO
「チッ。あのハゲ。考えなしで地上に降りたわね。アイツ重いから、私だけじゃ無理よ」

サイタマの無茶振りに悪態を吐いた姉は、溜息を吐き、そして私の方を向いて命じた。

「悪いけど、フブキ。今からあのハゲを空にぶち上げるから、手伝いなさい」
「サ、サイタマを、空に……?」

思いがけない姉からの協力要請。
もちろん手伝うのはやぶさかではないけれど、果たして空に上げたとしてサイタマはあの怪人を倒せるのだろうか。

「大丈夫よ。アイツなら、きっとやれるわ」

この信頼はどこから来るのだろう。
ともあれ、今は姉の言葉を信じるのみ。
姉と共に、渾身の能力を発揮するも。

「お、重いっ……嘘でしょ!?」
「だから言ったでしょ。あのハゲは信じられないくらい重たいのよ。いくわよ、フブキ」

サイタマはまるでこの惑星そのものに根付いているかのように重くて、びっくりした。
姉と息を揃えて持ち上げようにも浮かない。


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