タツマキ「このハゲも一緒に暮らすから」ブブキ「はあっ!?」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/24(金) 22:25:11.64 ID:5NhpqbcGO
「サイタマ、まさかやられたの……?」

激しい明暗によって一時的に視界を奪われた私がサイタマの安否を気遣うと、そっと姉が手を握ってくれて確信に満ちた返答をした。

「あの男は誰にも負けないわ」

その言葉を裏付けるように、爆音が轟く。

ボ ッ !!

『ぐあっ!?!!』
「俺の一張羅を消し済みにしやがって……消え失せろ! 連続・マジ殴りッ!!!!」
『ぐえあああああああああああッ!?!!』

ボッ! ボッ! ボッ! ボッ! ボッ! ボッ!!

「すごい……」

分厚い暗雲に次々と大穴が空いていく。
まるで現実味のないその光景だが、ちゃんと雲の向こうの星空と、お月様が見えた。

「綺麗……」
「そうでもないわよ」
「えっ?」

見惚れる私を置いて、姉が家に入る。
もう素直じゃないんだからと呆れつつ、再びお月様を見上げてふと気づく。
あれはお月様、ではなく、サイタマだ。
雷に打たれた彼は無傷だが、全裸だった。

サイタマの生尻が、空から降ってくる。

「悪い、フブキ! 受け止めてくれ!」
「いやああああああああっ!?!!」

思わず私は『地獄嵐』を発動してしまった。


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