タツマキ「このハゲも一緒に暮らすから」ブブキ「はあっ!?」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/24(金) 21:57:19.14 ID:5NhpqbcGO
「そろそろ腹が減ったな」
「そうね。ちょっと冷蔵庫に何か入ってないか見てくるわ」

結局、それから陽が暮れるまで2人でゲームをして姉の帰りを待っていたのだが、姉が帰ってくる気配はなく、空腹を感じたので冷蔵庫があるキッチンへと向かった。

「お姉ちゃん、意外と料理するんだ……」

冷蔵庫の中身はなかなかの充実ぶりで、これだけの食材があれば大抵の料理は作れそうだった。よもや、姉がこんなに家庭的とは。

「さて、調味料は……あ、全部新品なのね」

未使用の調味料を見て全てを悟る。
やはり、姉は料理などしないらしい。
大方、私に作らせる算段だったようだ。

「まったくもう……仕方ないわね」

やれやれと呆れつつも、少しやる気が出た。
そこまでお望みならば、久々に腕を振おう。
明らかに私サイズのエプロンに身を包み、姉の好物を思い出しながら、料理に精を出す。


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