16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/01(土) 18:22:04.63 ID:nI3QwB+a0
P「・・・」
運転席にいるプロデューサーの表情は後ろにいる私からは見えない。
千早「話は終わりですか?」
P「・・・ああ。」
それからの車の中では二人とも無言だった。
少しして、レッスン場に到着する。
千早「・・・ありがとうございます。」
P「ああ」
ふと思い出してプロデューサーに声をかける。
千早「弟のことは」
P「ああ、誰にも言わない。安心してくれ」
プロデューサーはこっちを見ずに淡々と言った。
千早「ありがとうございます。それでは。」
P「千早」
千早「・・・何ですか。」
プロデューサーはしばらく何と言うべきか迷っていたようだったが、最後に憐れむような顔になって、頑張れよ、とだけ言った。
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