20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/01(土) 18:29:28.76 ID:nI3QwB+a0
千早「おはようございます。」
今日は音楽番組の収録のためにスタジオに来ている。
椅子に座ると、テーブルの上に一輪の黒いバラと、一部の雑誌が置いてあった。
誰の雑誌だろう、と思わず手に取って、私は絶句した。
千早(そんな・・・どうして!?)
雑誌は優の死に関するものだった。混乱して、思考がまとまらない。
P「千早?どうかしたか?もうすぐ収録だぞ。」
プロデューサーの声にギクリとし、思わず雑誌を隠した。
プロデューサーから漏れた訳ではないのだろう。
雑誌の表紙には先日優の墓の前で母と言い争った時の写真が載せられていた。
誰が、何のために・・・
色んな思いが頭の中をめぐるが、雑誌に書いてあった
『如月千早 弟を見殺し』
という言葉がどうしても頭から離れなかった。
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