勇者「この物語の結末は、ここにいるみんなが見たいんだ」
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37: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/24(月) 23:35:29.64 ID:w+Pk63gs0
男「ここで急に女神が援軍の天使を大量に派遣する」

友「雑雑雑雑、対策が雑!」

男「数には数で勝負しょうが!」
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[sage]
2020/08/25(火) 00:41:02.24 ID:nLDO1hODO
こんなタイトル回収笑う


39: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/25(火) 23:41:06.24 ID:RqFldOwZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「フハハハ! 貴様らの不退転の決意とやらを見せてもらおう」

魔王の声は、それ自体が勇者たちの体力を奪うかのように響き渡る。
以下略 AAS



40: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/25(火) 23:47:21.86 ID:RqFldOwZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

男「お、おお〜。何か重々しい雰囲気ですね……」

男「いいですね……いいんですけどね……」
以下略 AAS



41: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/25(火) 23:50:33.43 ID:RqFldOwZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ひとりずつの小さな力が着実にダメージを与えているのは、皮肉にも亡骸達のほうであった。
勇者たちも亡骸を次々に倒してはいたが、それでも亡骸達の数が減っているようには見えなかった。
勇者と戦士が二人で亡骸達から身を守りつつ、亡骸たちに攻撃を仕掛ける。
以下略 AAS



42: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/25(火) 23:52:58.69 ID:RqFldOwZ0
分からなかった。
なぜ、俺達はこんな戦いをしているのだろう。
勇者たちの脳裏に、余計とも思える気持ちが湧き上がる。
魔王を前にして、俺達は一体何をしているのだろう。
仮にこいつらを倒したとき、俺達に魔王を倒すだけの力があるのだろうか。
以下略 AAS



43: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/25(火) 23:57:10.20 ID:RqFldOwZ0
勇者が離れた後の戦士たちの戦況は目に見えて悪化した。
戦士は防戦一方となり、亡骸たちからの攻撃を防ぐことすらままならなくなった。
それは必然的に、治癒魔法を唱える僧侶の魔力を急速に奪うことにつながった。

分からなかった。
以下略 AAS



44: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/26(水) 00:01:22.08 ID:in9yJLro0
「くっ……ぐっ……!」

圧倒的な攻撃を受け、戦士の視界がゆがみ、全身の感覚が鈍っていく。

(ああ、ついに子守唄まで聞こえてきやがった……)
以下略 AAS



45: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/26(水) 00:03:34.71 ID:in9yJLro0
「あれ……? 亡骸たちは……?」

「浄化魔法です! 浄化魔法でみんな天に還りました!」

「えっ……? だってお前、浄化魔法なんて……」
以下略 AAS



46: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/26(水) 00:08:07.10 ID:in9yJLro0
フハハハハ

そんな会話は地響きのような魔王の高笑いによってかき消された。

「命もない抜け殻を倒しただけで感動するなど、おめでたいにもほどがあるわ」
以下略 AAS



47: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/26(水) 00:13:38.12 ID:in9yJLro0
「余興よ。我は人類に対し絶望を与えてから倒すのが礼儀と心得ている」

勇者の問いかけに、魔王は一呼吸を置いて答える。

「違うな」
以下略 AAS



48: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/26(水) 00:20:42.22 ID:in9yJLro0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

男「すげぇ……」

男「俺の伏線張る能力すげーーー!」
以下略 AAS



49: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:11:22.45 ID:eg4qxyAZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

国王「勇者よ、良くぞ魔王を倒してくれた」

国王「そして、良くぞわが王国に戻ってくれた。王国を代表して礼を言おう」
以下略 AAS



50: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:13:53.67 ID:eg4qxyAZ0
国王「ついては勇者よ、そなたたちに魔王討伐の褒賞を授けたいと思うのだ。褒賞の希望があれば遠慮なく申してほしい」

勇者「……」

国王「できる限り望みは叶えるぞ。さすがにこの王座を譲ることはできんがな。ワッハッハッ」
以下略 AAS



51: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:17:53.80 ID:eg4qxyAZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

男「どうよ?」

友「はぁ、まぁ、何ていうか……どうでもいいんじゃね?」
以下略 AAS



52: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:21:03.88 ID:eg4qxyAZ0
男「そんなこと言わないで、一端の物書き気取りの友は感想言いたくてしょうがないんだろ? ほらほら」

友「気取ってないから感想言いたくない。以上」

男「いやお願いしますってほんと。もうそろそろラストなんで、このまま進んでいいのかどうかよくわからないんだよ」
以下略 AAS



53: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:24:31.01 ID:eg4qxyAZ0
男「一応、側近との戦いの際に兄弟との死闘を演じさせたぞ。俺のアイディアで」

友「俺のアイディアだろ?」

友「登場回数の話ではなく、キャラとしての深みというか、読み手に訴える情と言うかさ……」
以下略 AAS



54: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:28:27.23 ID:eg4qxyAZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

衛兵「これは勇者様と戦士様と僧侶様ではありませんか。本日は王宮へ御用ですか? それとも……」

戦士「ああ、王宮への伺うが、その前にな……」
以下略 AAS



55: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:31:13.70 ID:eg4qxyAZ0
案内人「そんな離宮を戦没者の墓地にしてしまうなんて、勇者様にはびっくりですよ」

戦士「ああ、戦没者はな、みな平和な世の中を信じて魔王や魔族と対峙してきた者たちなのだ」

戦士「そういう者たちは、誰よりもいい場所で、平和になった王国を見つめる権利がある」
以下略 AAS



56: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:34:39.41 ID:eg4qxyAZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

友「戦士のキャラに深みを与えろと言ったらこれだよ……」

男「え!? え!? 戦士頑張ったじゃん? すげーかっこよく物語まとめたじゃん?」
以下略 AAS



57: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:37:15.81 ID:eg4qxyAZ0
友「木を見て森を見ないタイプの一部の読者は、そういうところが気になるとストーリーすら受け付けなくなるんだぞ」

男「まあ最後の最後だから時効でしょ」

友「最後の一行でそれまでのストーリーが全て吹っ飛ぶと言ってるんだよ!」
以下略 AAS



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