【かぐや様は告らせたい】小野寺麗の日常 三学期
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9:名無しNIPPER
2020/08/24(月) 01:49:29.92 ID:e76LH8lzO
小野寺「私としては伊井野を応援したいんです。けどだからと言って石上やつばめ先輩からの相談を適当に済ますなんて悪いし…」

眞妃「リア充も大変ね…それで何か悩んでるような顔してたの」

小野寺「どうするのがいいんでしょうか…」


眞妃「まあ別そこまで気負う必要無いんじゃない?極論、恋愛において第三者なんかただの外野でしかないし…結局は当事者たち本人の問題なんだから」

眞妃「外野に出来ることなんて当事者の相談に乗ったりメンタルケアするくらいよ」

小野寺「まあ…その通りですね」

眞妃「今まで通り、石上や子安先輩には友人として接して伊井野には友人兼恋の味方として接する。それでいいじゃない」

小野寺「そっすか…難しく考えなくても、今のままでいいのかも。話聞いてもらったら少し楽になって来ました」

眞妃「当事者のメンタルを支えてあげるべきあんたがメンタル折れかけちゃダメでしょ。元気出しなさい」ポンッ

小野寺「はい、ありがとうございます。先輩に声かけてもらって良かったっす」

眞妃「ふふ…伊井野もあんたみたいな子が味方に居てくれるだけで違うと思うわ。一番ヤバいのは恋心を自分一人の中に閉まったまま失恋した時だから」

眞妃「本当に辛いのよ?失恋して辛くて泣きたくて誰かに悲しみを分かって欲しいのに周りの誰も私の気持ちを知らないから人に話すことも出来ない……悲しみを自分の中に抱え続けなければならない地獄。あはは……詳しく聞きたい?」プルプル

小野寺「あ、それ以上はいいっす。先輩のメンタルが心配なので…」



眞妃「まあでも当事者全員と仲良しってのはちょっとキツい部分もありそうだし。この私がいい気分転換方法を教えてあげるわ」

小野寺「へー、なんですか?」


眞妃「写経」

小野寺「えぇ」




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