羽川翼「それが……我が主人のお望みとあらば」阿良々木暦「決まりだな」
↓
1-
覧
板
20
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/08(火) 22:53:49.24 ID:lUuaoiGOO
「まったくもう、阿良々木くんったら」
「わ、悪い。僕はどうも羽川のこととなると、ついつい見境がなくなってしまうんだ」
「私にはどう見てもただハートアンダーブレードさんのお尻を叩きたかっただけのように見えたけど?」
「おいおい、羽川。見損なうなよ。僕はお前の尻だっていつでも叩きたいと思ってるぜ?」
「見損なわせないで、私のご主人様」
軽蔑の眼差しで見境のない主人を黙らせてから、ふてくされている主人の主人に向き合う。
「あの、ハートアンダーブレードさん」
「ふん。儂はぜぇーったい、謝らんぞ」
「先程は大変失礼いたしました」
「お、おい、羽川……」
「いいの、阿良々木くん。私が悪いから」
すかさず口を挟もうとしてくる阿良々木くんを引き留め、頭を下げたまま私は許しを乞うた。
「どうか、お許しください」
「かかっ。よかろう、許してやる」
「はっ。寛大なお沙汰、痛み入ります」
「よいよい。面をあげよ」
「はっ。失礼します」
ゆっくりと頭を上げると、金眼と目が合った。
「従僕の従僕よ。うぬの望みを今一度、儂に聞かせてくれんかの。認識を共有したい」
「私は吸血鬼になりたいと望みました」
「それは何故じゃ?」
「人間よりも上位の存在に成るためです」
人間よりも上位の存在である吸血鬼に成った。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
24Res/31.74 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
羽川翼「それが……我が主人のお望みとあらば」阿良々木暦「決まりだな」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1599572191/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice