タツマキ「す、好きじゃないわよ……」サイタマ「じゃあ、やめるか?」
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/03(土) 23:06:39.54 ID:OrrkKALEO
「ありがとな、トイレ貸してくれて」
「もう、帰るの……?」
「ああ。用は済んだからな」

用を足したあと、やはりと言うべきかサイタマはあっさりと帰ろうとした。そんな彼に。

「サイタマ!」
「ん?」
「また、呼んだら……来てくれる?」

タツマキは弱くなっていた。
好きな人に会えないと不安になる。
これから何度、不安な夜を過ごすのかと。
その不安をぶつけると、彼はマントを翻し。

「ああ。また便秘になったら、来るよ」

それだけ言い残して、帰っていった。
彼は便秘だったらしい。久しぶりのお通じ。
そう考えると、良いことをした気分だ。

「ふふっ。早く便秘にならないかしら……」

そう願いつつタツマキはすぐに眠りにつく。
力強いサイタマの腕と、そして脱糞を思い出しながら。眠れぬ夜は、もう怖くなかった。


【ウンパンマン 5撃目】


FIN


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