タツマキ「す、好きじゃないわよ……」サイタマ「じゃあ、やめるか?」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/03(土) 23:05:19.27 ID:OrrkKALEO
「きゃあっ!?」
「フハッ!」

トイレの個室内に悲鳴と愉悦が響いた。
幼い少女のようなその悲鳴はタツマキのもので、それを歓声と受け取ったサイタマは気分良く愉悦を漏らして本気の脱糞を続行する。

ぶぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっ!!!!

「きゃあああああああああああっ!?!!」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

耳を塞ぎたくなるような、音。
便器を震わす怒涛の勢い。怖かった。
怖かったから無我夢中で抱きつき、そして。

ちょろんっ!

「フハッ!」
「ひぃっ!?」

恐怖に慄き、思わず失禁してしまったタツマキを誰が責められようか。誰だって、怖い。
ヒーローサイタマは『怪人ハゲウンコマン』となりて、高らかに個室内で哄笑を響かせた、

ちょろろろろろろろろろろろろろろろんっ!

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
「〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」

恐怖にかられて必死にしがみつくタツマキを、サイタマは強く抱きしめた。
そうされると恐怖は薄らぎ、ドキドキした。
これが恋なのだと、事実誤認する程度には。


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