ヴィクトリカ「久城……私も、君のことが大切だ」久城一弥「ヴィクトリカ……」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/06(火) 22:58:02.68 ID:e55HzmPuO
「特別に、お尻に触らせてやろう」
「っ……!」

己の尻に手を導いて、触らせてやった。
一弥は一瞬ポカンと間抜け面を晒したあと、すぐに真っ赤になって、口をパクパク。

「んん? どうした、久城。まるで金魚だな」
「だ、だって! だって!」
「そんなに私のお尻に触ってみたかったのか? くふっ。久城は本当に初心だなぁ!」

慌てふためく一弥を見て、ヴィクトリカの悪癖のスイッチが入ってしまい、小馬鹿にしたように嘲笑った。すると彼は、おもむろに。

「むむっ……えいっ!」

もぎゅっ!

「ふあっ!?」

マシュマロみたいなヴィクトリカのお尻を握りしめた。堪らず悲鳴をあげると彼は嗤い。

「フハッ! なんだい、ヴィクトリカ。さっきまでの余裕はどこにいっちゃったのかな?」
「く、久城……よくも……!」

ギリギリと歯軋りをして睨みつけるのだが。
灰色狼に似つかわしくないかわいい悲鳴をあげてしまったヴィクトリカの顔は真っ赤だ。

「どうだい、お尻も悪くないだろう?」
「ふむ。そのようだな。君はどうかね?」

ぎゅむっ!

「んあっ!?」

今度はこっちの番だとばかりに一弥のお尻を揉みしだく。男の癖にやけに柔らかい尻だ。
けしからんと思い、盛大にビンタしてやる。


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