少女「とりっくおあとりーと」 キモオタ「い、いたずらでお願いするデュフっ」
1- 20
3:名無しNIPPER[saga]
2020/10/29(木) 20:57:53.47 ID:hENHGJb80


ハロウィンの暗黙の了解を意に介さず、男は答えた。
男には子供に菓子をやる気など毛頭なかった。
男は、ここ何年かの某所での乱痴気騒ぎや、広告代理店による陰謀論、その他もろもろの理由でハロウィンが大嫌いであったからだ。
さらに言えば、男は幾分か捻くれた男であった。

しかし、子供は仮面の奥で口角をあげる。
そう、広い世間には少なからずそういう捻くれた大人がいることを子供なりに知っていたのだ。
そうやって、子供の困る顔を見て楽しむ大人を、逆に困らせる。
それが子供の楽しみでもあった。
そう、この子供もまた大分に捻くれた悪ガキであったのだ。


「さあ、イタズラの始まりだっ!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
16Res/12.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice