少女「とりっくおあとりーと」 キモオタ「い、いたずらでお願いするデュフっ」
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4:名無しNIPPER[saga]
2020/10/29(木) 20:58:22.20 ID:hENHGJb80


悪ガキは、ひときわ大きな声をあげクロークをまくり上げる。
男の目に映るは、既に火が放たれた数多の爆竹。

これらが乾いた音と共に弾ければ、当然、男はのけ反って驚くであろう。
やもすれば、腰を抜かしてひっくり返るかもしれない。
加えて、放たれる火薬のにおいは玄関から廊下を通り居間へと達するであろう。
男は、子供を舐めた代償に今日一日は火薬臭い部屋で過ごさねばなるまい。
火薬の煙をくゆらせながら、自身の愚かな行いを悔いるがいい。

だが、悪ガキの狙いはいとも容易く瓦解する。

一閃。
男の腰に差された愛刀・国綱が光り、悪ガキの体を横なぎに払ったのだ。
悪ガキは、思わず腹を抑える。迫り来るであろう激痛に、その額からはドッと冷や汗が湧いて出てくる。
だが、痛みはいつまでたってもやってこない。
それもそのはず、男の刀は悪ガキの体を避けて振るわれたのだ。


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