少女「とりっくおあとりーと」 キモオタ「い、いたずらでお願いするデュフっ」
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5:名無しNIPPER[saga]
2020/10/29(木) 20:58:49.77 ID:hENHGJb80

何のために。
それは、既に弾けていてもおかしくないはずの爆竹が、沈黙を保ち続けていることを思い返していただければ明らかであろう。
そう、男の刀は爆竹の導火線のみを切って落として見せたのだ。

そのことを理解した悪ガキは、したたり落ちる冷や汗を拭い。喉の奥をググんと鳴らした。
この男、一筋縄ではいかぬ。だが、ここで引けるほど悪ガキは大人ではなかった。(当然のことであるが)
ならば、と悪ガキはクロークの内ポケットに手を伸ばす。

そこには、事前に仕込みを済ませたメントスコーラが忍ばせてあるのだ。
ここで、改めて屋内にて行うメントスコーラの危険性について説明する必要もあるまい。
だが、しかしポケットに伸ばした腕に、男の手が重ねられる。
必然、手の動きを抑えられたことで、悪ガキはポケットの中身を取り出せなくなる。


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