武内P「神崎さんが反抗期になってしまいました……」
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7: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/12/20(日) 06:46:46.03 ID:HjGwYR9T0
美波「はい、わかってくれて何よりです。ところで蘭子ちゃんの件ですが」

武内P「ええ」

美波「私の見立てだと、プロデューサーさんが特に熱心に構っていたのが自分だったのに、年下(?)の子の方に構うようになったのが面白くないんだと思うんです」

武内P「……そうだとすれば、私はどのように対応すればいいのでしょうか」

美波「今でも蘭子ちゃんを大事に思っているのだと伝わる対応が必要なので、とりあえず蘭子ちゃんの要求に応えましょう」

蘭子「……ッ」ピクッ

武内P「つまり――」

蘭子「ああ! 冬の嘆きが我が身をさいなまん! 守護者の熱で我をくべ、儀式場へ誘わんことを切に願う!(ああ、寒いなあ。おててつなぎながらじゃないとレッスンに行きたくないなあ!)」

武内P「あの……神崎さん」

蘭子「背信者よ。我に何用か(あ、おててつないでくれない人だ。何の用ですか、ふんっ)」

武内P「あの……私でよければ、レッスン場まで一緒に行かせてください」

蘭子「……汝の腕(かいな)は?」

武内P「貴方と共に」

蘭子「ほぉう♪ 汝の意思は受け取った。しかし――謝罪はまだ受け取っておらんな」

武内P「……神崎さん。手をお借りします」

蘭子「う、うむ!」


チュッ


蘭子「〜〜〜〜〜っっっ」

武内P「謝罪を受け取ってもらえますか」

蘭子「……ふ、フフ」

蘭子「フハハハハハッ」

蘭子「アッハッハッハッハッハッハッハッハッ!」

蘭子「我が怒りは紅蓮の炎! されど友である汝の懇願を無下にするほど、魔王は狭量ではない。汝の謝罪、しかと受け取った(すっごく怒っていたけど、謝ってくれたから許します!)」

武内P「神崎さん……ありがとうございます」

蘭子「さあ我が友よ! 共に覇道を歩まん!(プロデューサー! レッスンに行きましょう!)」

武内P「お供します、魔王様」

美波「よし、これで一件落着!」


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