11: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/03/15(月) 20:13:38.38 ID:0I4NW87R0
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武内P(多田さんの何気ない遊びから数日が経ちました)
武内P(私にマーキングをして遊ぶという流れは、未だに続いているようです)
武内P(そして――)
ウメ……ウメエエエエエェェ
武内P(この奇妙な幻聴も続いています)
武内P(いったいこれは……?)
コンコン
武内P「……っと、どうぞ」
武内P(奇妙な声への考えを振り払い、ノックに返答すると――)
奏「失礼するわ」
武内P「……ッ!?」ガタッ
奏「ちょっと、その反応は傷つくんだけど」
武内P「もも、申し訳ありません!」
奏「どうしたの? 私あなたに何かしてしまったかしら?」
武内P「そんなことは! 滅相もありません!」
奏「そう言いながら後ずさっているじゃない」
武内P「いえ、あの、これは……」
奏「これは?」
武内P「わ、私は速水さんをたいへん魅力的なアイドルだと思っています」
奏「あら?」
武内P「妖艶な遊び心で他者を翻弄し、男女問わずに翻弄されることに喜びを感じてしまう。たとえ貴女より十は年上の女性であっても、その領域にたどり着ける人は限られているでしょう。それでいて貴女が時折見せる年齢相応な少女としての姿は、自分を翻弄していたのがまだ年端もいかない少女だと思い起こさせ、ハッとさせられる。貴女だけに許された唯一無二の魅力です」
奏「ふ、フフフ。そこまで褒められたら照れてしまうじゃない。でも離れながら言われても信じていいかわからないわ。もっと近づいて、私の吐息がかかるぐらいの距離で囁いてくれないと」
武内P「き、企画検討中です」
奏「……ねえ、本当にどうしたの?」
速水奏
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