武内P「私にマーキングしたい?」
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7: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/03/15(月) 20:11:04.70 ID:0I4NW87R0
智絵里「ほら、ØωØver!! もキュート曲ですよ」

武内P「言われてみれば確かに……」

幸子「同じキュート属性なのに、カワイイボクとしたことが……ん?」

幸子「キュートの李衣菜さんが強引にしていいのなら……ボクと智絵里さんも同じぐらい強引にしてもいいのでは?」

太鼓の達人s『……ッ!!?』

幸子「ふ、フフフフフフ……カワイイボクが大義名分まで得ました。これが俗にいう鬼に金棒というやつですね!」

武内P「ま、待ってください輿水さん。落ち着きましょう」

智絵里(……強引に? わたしにはそんなこと、できないよ……)

智絵里(――あ、でも。わたしも普段は優しいプロデューサーさんに、有無も言わさず抱きしめてほしいと思うこともあるから……プロデューサーさんも女の子に、強引にしてほしいと思うこともあるのかな?)

智絵里(わたしは幸子ちゃんみたいに可愛くないから、強引に何かをされても嬉しくないかもしれないけど……もしかしたら、喜んでくれるかもしれない)

智絵里(怖がってばかりだと……見えない景色があると思うから!)

武内P(ここは何としても逃げ――――――――――え?)

智絵里「あ、あの……その」

武内P(何とか逃げ出そうとした私の服の裾《すそ》を、緒方さんが震える指先でそっと掴んでいました)

武内P(振りほどこうと思えばあっさりと振り払えるそのか細い力は、しかし振り払ってしまえば彼女の精一杯の勇気を粉々にしてしまう未来がありありと見え、何よりも強い力で私をここに留めました)

幸子「ナイスアシストです智絵里さん!」ギュッ

武内P「!!?」

幸子「さあ智絵里さんも! 李衣菜さんがしていたように、たっぷりと自分の匂いをプロデューサーさんに付けてあげましょう!」

智絵里「……」

武内P「お、緒方さん。どうか輿水さんを止めてくださ――」

智絵里「い、嫌よ嫌よも好きのうち!」

武内P「!!?」

智絵里「し、失礼します」スウッ

武内P「あの……あの……お二人とも!?」

幸子「ふふーん♪ プロデューサーさんはカワイイボクのモノですからね。鞭の跡だけじゃ足りないから、しっかりと匂いも付けてマーキングしてあげます!」グリグリ

智絵里「プロデューサーさん……大きくて……あったかくて……心がポカポカしてきます」ギュウウッ

武内P「」


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