9: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/03/15(月) 20:12:15.57 ID:0I4NW87R0
武内P「――と、そういえば。服の下だから目立ちませんが、一応鞭の跡は確認しておきましょう」ヌギヌギ
武内P「……言われてみればわかる、程度の跡ですね。明日になったら消えているでしょう」
武内P「……消えたからまた付ける、と輿水さんが言い出さないといいのですが」
蘭子「寵愛の御子が何とした?(幸子ちゃんがどうかしましたか?)」ヒョッコリ
武内P「神崎さん?」
蘭子「我が来訪に気づかぬとは、何かに心奪われていたようだが……その軌跡は?(普通に入った来たんですけど、何かあったんですか? え、その跡は?)」
武内P「え、ええ。ちょっとしたことで跡が残ってしまったので、目立たないか確認していました」
蘭子「汝の鎧を傷つけたるとは何事か!? 安心せよ、我が癒しを与えたもうぞ(プロデューサーにそんな跡がつくなんて何があったんですか!? 大丈夫です、良い物がありますから)」スッ
武内P「ほ、包帯? それはいくらなんでも大げさでは」
蘭子「フフ、戯れよ。楽にするがいい(まあまあ、そう言わずに。いいからいいから)」
武内P「は、はあ」
武内P「……ん?」
シュルシュル、シュルシュル
蘭子「♪〜♪〜」
武内P「これは……!?」
蘭子「忌呪帯法《いじゅたいほう》なり!」ムフー
※忌呪帯法とは……幽遊白書(1990−1994年)に出てきた厨二心をくすぐる包帯の巻き方。
蘭子「そして……我もまた同じである」スッ
武内P「……よく自分で巻けましたね」
蘭子「我が盟友、飛鳥の助けがあればこそ」
蘭子「さあ、我が友よ!」
蘭子「漆黒のこの片翼が」スッ
武内P「は、白銀のこの片翼が」スッ
武蘭『終焉を渡る“誓いの翼”となる』
武蘭『双翼の独奏歌《アリア》』
蘭子「むふー♪」
武内P(神崎さんが楽しそうで……何よりです。しかし――)
神崎蘭子
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