小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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117: ◆bhlju8wMK6[saga]
2021/11/27(土) 23:48:32.17 ID:DVTuWEAg0

トール「…………ッ! …………ッ!? …………!!」ワナワナ

小林「ん? どしたのトールちゃん?」ケロッ

トール「……え、そ、それは、その、小林さんは、た、滝谷さんと、ど、どどどどど同棲!?
    してらっしゃるって事で、宜しいんでありましょうか?」ガクガク

小林「ん、そうだね…… 同棲、同居。うん、そうとも言うね。一緒に住んでるって事」

トール「……ッツ………………ッ……………………ッツ!」ガタガタ

トール「ッツ!!」バッ!(滝谷に「どういう事ですか」という視線を送る)

滝谷「…………ッ」フイッ!(全力で目を背ける)

トール「…………チィッ!(小さく舌打ち)」

トール(この家に入る時に感じた、『やけに小林さんこの家に慣れてるな?』という違和感は、こういう事ですか――!)ゴゴゴ

小林「いやー、同居はね、フリーランスの仕事を始めてしばらくして、滝谷君から提案してくれた事なんだけど」

小林「『まだ開業したてで二人共生活費カツカツだし、この家はもう一人くらい住める余裕は普通にあるし。
   少しでも支出節約するためにも、どうだい?』ってさ。私も、じゃあ悪いけど居候させてもらおうかーって」ノホホン

トール(そりゃあ余裕ありますよね、本来の世界ではファフニールさんと二人で暮らしてたんですしねえ!)ゴゴゴ

トール(滝谷、貴様ぁ…… 仕事にかこつけてまんまと同棲に至るとは、貴様ぁ……ッ!)ゴゴゴゴゴ

滝谷「……………………」ダラダラ(汗)

小林「前のアパートは空き巣に一度荒らされてて、一人で住み続けるのも何かちょっと気持ち悪かったしさー。
   渡りに船って感じだったよ」ズズー(茶をすする)

トール「! そ、そうですか……(ぐっ、そう言われると強く言い難い……ッ!)」グヌヌ




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