小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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360: ◆bhlju8wMK6[saga]
2025/09/05(金) 21:44:37.40 ID:F5wXTSaO0

トール「……本当に、ご迷惑おかけしました。そしてありがとうございます、そんなに一生懸命になって探してくれて」テクテク

小林「ん、まあ良いって事さ。もう1年の付き合いなんだし、そんなに遠慮しなくていいよ」テクテク

トール「……………………」テクテク

小林「……………………」テクテク

トール「…………小林さん」

小林「…………ん?」

トール「ごめんなさい……。一昨日の夕食の件、全品私の尻尾肉のメニューにしてしまった事」

小林「……………………」

トール「小林さんの気持ちを無視した強制になっていたと、今更ながら気付きました。反省しています……」

トール「……もう、私の尻尾肉を料理に出すのは、止めにしますね。今まで本当に、すみませ――」

小林「――いや。時々一品、食卓に混ぜて出すぐらいは続けていいよ」ボソッ

トール「…………え!?」バッ

小林「確かに、今はまだ私も、友人の身体を食べる覚悟なんて決まってないから、出されても結局今まで通り、食べずに弾いちゃうかもしれないけど……」

小林「でも、私もトールの“大切な人に食べて欲しい”って気持ちを軽んじてたと思ったから……。
   だからいつか、私の覚悟が出来たら、食べるのチャレンジしてみるからさ」

小林「なのでそれまでは……、出し続けてくれると、嬉しい」ポリポリ

トール「小林さん…………っ!」ブワッ

トール「――はいっ、そうさせて頂きますねっ!」ニコッ

小林「ん、よろしく。……私も、怒鳴っちゃってごめんね」チラッ

トール「い〜え〜♡ っそうだ小林さん! ついでに我が儘聞いてもらえます? 私の事、“トールちゃん”って呼んでみて欲しいんですが……」フフフ

小林「は、はぁっ? いきなり何突拍子もない事言い出すの……」

トール「えへへ、それはですね〜―――――」



ワイワイ ガヤガヤ テクテク……






おわり



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