小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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373: ◆bhlju8wMK6[saga]
2025/09/05(金) 22:14:10.00 ID:F5wXTSaO0

【真ヶ土家・翔太の部屋】

――ブオンッ!



ルコア「――ほっ! さあ大丈夫かい、人間の子――――おっ?」



翔太「た、助けて〜〜、誰か〜〜!」ギャアギャア

悪魔A「ぐへへへ、まさか召喚された先で、こんな上玉な男の娘に巡り会えるなんてねぇ妹よ……!」ハァハァ

悪魔B「ええお姉様、こんな理想的なショタは滅多にお目にかかれませんわ……!」フゥフゥ

翔太「や、やめろ〜〜! 僕は男だ〜〜! 男に女子の衣装を着せて何が楽しいんだ〜〜!?」ワアワア

悪魔A・B「「楽しいですともっ!!」」ズズイッ!

翔太「ひぃっ!?」ビクッ

悪魔A「男でも女でも、美しいものは美しいんですの。いや、時にはむしろ男の子だからこそ際立つ事もある!」

悪魔B「幼気で可憐な外見と、勇ましく強くありたいと志す少年の心。
    そのアンバランスな精神性に異性の服装を身に纏う事の羞恥がブレンドされる事によるアンビバレンスに揺れ動く心のマリアージュが、
    嗚呼、堪りませんわっ!!」ズアッ

翔太「へ、変態ぃ〜〜……!!」ブルブル

悪魔A「変態じゃありません! 仮に変態だとしても、変態という名の淑女です!」ドンッ!

悪魔B「さあ、今度はこのゴスロリ猫耳和メイド衣装を――」



ルコア「……あの〜、そろそろいいかい?」



悪魔A「っ!?」バッ
悪魔B「何奴っ!?」バッ
翔太「だ、誰……?」

ルコア「あー、その。まあ、暴力沙汰とかではなかったのは、うん、良かったんだけど……」ポリポリ

ルコア「――とは言えだ。嫌がる子を無理矢理着せ替え人形にするっていうのも、やっぱり褒められたものじゃないよね。
    そこまでにしておきなさい」ジロッ

悪魔A「いきなり現れてなんですの貴女。私達の邪魔をしようって言うなら――ッツ!?」ゾクッ

悪魔B「お、お姉様、こいつの魔力の量・質……、まさか……!!」ブルッ

悪魔A・B((ど、ドラゴン……!? なぜ最強種がこんな所に……!?))

翔太「…………?」ポカン




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