13: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/03(土) 23:51:14.13 ID:J2dUQG+bo
  
  
 同日 10:10 
  
  
 吹寄「さて、バカアホマヌケが来たからあと二人ね……ってもう集合時間過ぎてるじゃない!!」 
  
 青ピ「吹寄さん。もはや原型を留めてないんですけど」 
  
 一方通行「おそらく上条は、インデックスの昼メシとか作ってるだろォから時間には間に合わないな。隣人の土御門もそれに巻き込まれる可能性は高い」ズズズ 
  
 結標「別にご飯なんて作らなくてもここに連れてくればいいのに。ここにいる限り空腹に困ることはないと思うし」 
  
 姫神「結標さん。それは上条君には絶対に言ってはいけない。色々な意味で号泣すると思う」 
  
 青ピ「そういや姉さんら今なんの勉強してん? 数学?」 
  
 結標「そうそう。吹寄さんが証明が難しいって言うからね」 
  
 吹寄「どうせアンタも分からないでしょ? 結標さんの講義聞いたら?」 
  
 青ピ「ちょっと待ってや? 証明なんてテスト範囲にあったっけ?」 
  
 吹寄「はぁ……何というかテスト勉強以前の問題ね。まずはテスト範囲を確認するところから始めなさい!」 
  
 青ピ「せやな。戦いに勝つにはまずは敵を知ることが大事やしな。ええっと、テスト範囲テスト範囲……ってそんなもん持ってへんで!」 
  
 吹寄「……もう帰れば?」ジトー 
  
 姫神「一体今日は何をしにここに来たのか。まったくもって分からない」ジトー 
  
 青ピ「おっふっ、イイッ!! イイィッ!! 美少女たちの視線がボクに突き刺さるぅぅ!!」 
  
  
  
 ゴキリッ!! 
  
  
  
 青ピ「」バタリ 
  
 一方通行「うるせェ。俺の昼寝の邪魔をしてンじゃねェよクソゴミが。つゥかイイ加減この流れ飽き飽きしてンだよ」 
  
 結標「貴方も貴方で何でファミレスまで来て昼寝をしてるのかしら? というか今はどちらかと言ったら朝よ」 
  
 一方通行「来たくて来たわけじゃねェからな。することがねェならもォ、そりゃあ……寝るしかねェじゃねェか」 
  
 結標「大人しく苦手科目でも勉強しときなさいよ」 
  
 一方通行「俺に苦手科目なンて存在しねェ」 
  
 吹寄「……はぁ、何というか男連中は全員やる気を感じられないわね」 
  
 姫神「しょうがない。これだからいつもテストでいい結果が出ない」 
  
 一方通行「オイ姫神。俺をあの三下どもと一緒にすンじゃねェ」 
  
 姫神「学年平均40点強の現代文で10点。その教科だけ学年順位最下位を取った人がいるらしい」 
  
 一方通行「……さて、昼寝の続きでもすっか」ゴロン 
  
 結標「逃げたわね……というか店の椅子に寝転んでんじゃないわよ! 行儀が悪いでしょうが!」 
  
 一方通行「ハイハイわかったよ。いちいちうっせェヤツだな」ボソッ 
  
 結標「何?」 
  
 一方通行「何でもねェ」 
  
 吹寄「もう! 結標さん、やる気がない人は放っておいってあたしたちだけでやりましょ?」 
  
 結標「……そうね。じゃあまず証明の基本的なところから――」 
  
  
  
 上条「――って待てえぇい!!」ダッ 
  
  
  
  
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