5: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/03(土) 23:43:32.82 ID:J2dUQG+bo
  
  
 シュバッ! バッ! ドッ! ズァン!! 
  
  
 吹寄「……何ていうか、別格、よね?」 
  
 姫神「うん。私たちがあの二人に割って入るなんて。逆立ちしても無理」 
  
 青ピ「これもはやケイドロやないやろ。もうこれただのドラゴンボールやん。出たり消えたりまさしくヤムチャ視点ですやん」 
  
 土御門「なぁにカミやんなら余裕で付いていけるだろ。さぁカミやん、ゴー・トゥ・ヘル!」 
  
 上条「付いていけるかッ!! そもそも俺からしたらアレはヤムチャ視点どころじゃねえからな? 戦闘力5のおっさん視点だぞ舐めるな!」 
  
 青ピ「またまた謙遜しちゃってー、チャパ王クラスの力はあるんでしょー?」 
  
 上条「誰だよそれ!? つーか絶対そいつヤムチャより弱いポジションのキャラだろ!? 結局駄目じゃねーかよ!」 
  
 吹寄「ちょっとうるさいわよドロボウども!! 捕まったんだから円の中で大人しくしときなさい!!」 
  
 上条・土御門・青ピ「「「はーい」」」 
  
 姫神「……でも。青髪君が言ってることもよく分かる」 
  
 青ピ「おおっヒメやんの同意をいただいたっ!? これはアレですわ、ヒメやんルート確定のフラグが……!」 
  
 土御門「そのフラグ差す穴、すでにセメントか何かで埋め立てられてないかにゃ―?」 
  
 姫神「いつも通りの日常だったら。何てことないことで笑い合えるような。私たちと何も変わらない感じだけど。『能力有りケイドロ』みたいな『能力』が関わるだけで距離を感じるというか……別人みたく感じる」 
  
 上条「そうか? 別に何も変わらないと思うけど? 一方通行は一方通行、結標は結標だろ?」 
  
 吹寄「たしかにそうだけど、別人みたいってのは分かるわ。だって――」 
  
  
 一方通行「あはっ、ぎゃはっ! オイオイ遅せェ遅せェぞ格下ァ!? せっかくハンデで反射切ってやってンのによォ、そンなンじゃ百年経っても追い付きゃしねェぞォ!!」 
  
 結標「ぐっ、今に見てなさい……すぐに取っ捕まえてその格下呼ばわり辞めさせてやるわよ!!」 
  
  
 吹寄「二人とも、何というか楽しそうに笑ってる気がするわ。あたしたちと一緒のときとはまた別のベクトルの笑顔」 
  
 青ピ「まあアクセラちゃんに限っては同意や。能力使ってるときの笑顔はホント恐怖を覚えるわ」 
  
 上条「そりゃお前がいつも馬鹿やってアイツ怒らせてるからだろ」 
  
 吹寄「ま、だからと言って別に何かが変わるわけじゃないんだけどね」 
  
 姫神「そうだね。何も変わらない」 
  
 土御門「…………」 
  
 上条「どうした土御門? そんなシリアスな顔して?」 
  
 土御門「いや、別に何でもないんだぜい。てか何だよシリアスな表情って? そんなものこんな状況でするわけないにゃー」 
  
 青ピ「つっちーがシリアスぅ? あはははははっ、なにそれすごぉ似合わなさそうやなー!」 
  
 土御門「……よーし、あとでシリアスごっこしようか。タイトルは『突然の仲間の死』。もちろん死人役はお前だ青髪ピアス」 
  
 青ピ「ぎゃあああああああああああああっ!! 土御門君がシリアスな顔で手の骨パキポキ言わせとるぅー!? ヘルプカミやん!!」 
  
 上条「大人しく死人役になればいいんじゃないかな?」 
  
 青ピ「誰にでも手を差し伸べることに定評があるヒーローに見捨てられたっ!? 話が違うでカミやん!!」 
  
 上条「誰だよそんな評価してるヤツ」 
  
 吹寄「どうでもいいけどあんまり暴れるんじゃないわよ。今はケイドロ中だから」 
  
 姫神「と言っても。もうすぐ終わる時間」 
  
 土御門「さて、超能力者(レベル5)の第一位(首位)と第八位(最下位)が本気でやり合ったらどちらが勝つのか、って言っても考えるまでもないかにゃー」 
  
  
 ――― 
 ―― 
 ― 
  
  
  
841Res/1732.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20