結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
1- 20
7: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/03(土) 23:45:16.91 ID:J2dUQG+bo


小萌「――ええと、来週から三学期の勉学を締めくくる期末考査が始まりますが、皆さんテスト勉強はバッチリ出来ているでしょうかー?」


<ナ、ナンダッテー!! <そ、そんな理不尽なことがあるっていうの!? <ああ神よ…… <ふっ、楽しい人生だったぜ……


結標「……あっ、そういえばそんなのあったわね。すっかり忘れてたわ」

一方通行「くだらねェ」

結標「クラスが阿鼻叫喚状態だけど貴方は相変わらず余裕そうね」

一方通行「そりゃそォだろ。俺はそンなどォでもイイテスト如きでうろたえるよォな馬鹿じゃねェよ」

結標「前の期末テストでひどい点数を取ってしまって、冬休みの半分を補習で過ごした一方通行様のセリフじゃないわよね?」

一方通行「そンな記憶、脳みそから刹那で消え去った」

結標「随分と都合のいい脳みそね……」

一方通行「つゥかよォ、まず心配すべきなのは俺じゃなくてアイツだろォがよ」

結標「アイツ……?」


上条「……完ッ……全ッに、わ・す・れ・て・た……!」ガクリ


結標「あっ……、そういえば上条君も補習メンバーの一人だったわね」

一方通行「補習レギュラー言われてるくらいだ。今回もあえなく撃沈して惨めな補習ライフを受けるンだろォな」

結標「……まあ、たしかにただでさえ短い春休みを根こそぎ持っていかれるわけだから惨めと言ったら惨めよね」


小萌「――そういうわけなので、皆さんしっかりテスト勉強をしてから本番に望んでくださいねー」

小萌「あ、あともちろん赤点なんて取ったら問答無用で補習ですからねー。というわけで春休み中の予定は空けといてくださいね上条ちゃん?」


上条「何か既に俺の補習確定してるみたいな口ぶりなんだけど!? まだ戦いは始まってすらいないのに!?」

土御門「そりゃカミやんはこの一年間全ての補習に参加した、不名誉な皆勤賞受賞候補者だからにゃー。もはや補習回避する未来のほうが考えられないぜい!」

青ピ「カミやんが補習を回避するとき、すなわちそれは学園都市が崩壊を起こすときやで!」

小萌「あっ、ちなみに今回のテストはどの教科の先生も難しめに作ると言ってましたので、土御門ちゃんや青髪ちゃん、その他諸々の皆さんも勉強頑張ってくださいねー」

青ピ「なっ、何やって……? 何でこんな時に限って本気出してんここの教師陣……? 人から休日を奪う気満々じゃないですかやだー!!」

土御門「糞ッ! 迂闊だった! 前回のテストがチョロかったから今回も余裕だと思っていたのに……! あの難易度の低さは年末だったからか!!」

上条「…………小萌先生ッ!!」

小萌「!? は、はい何ですか上条ちゃん!?」ビクッ

上条「いいぜ、テメェが俺の春休みが補習で潰れるなんて本当に思っているんなら……、ますはその幻想をぶち――」



ゴッ!!



上条「ころふぁっ!?」

吹寄「先生をテメェ呼ばわりしてるんじゃないわよ!! この馬鹿者がッ!!」

結標「……し、締まらないわね」

一方通行「つゥか、幻想じゃねェからあの右手じゃ壊せねェだろ……」


―――
――






<<前のレス[*]次のレス[#]>>
841Res/1732.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice