【咲-saki-】京太郎「ウルトラマンの力」咲「光よ!」
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33: ◆dBIP2XuQhg[saga]
2021/08/31(火) 01:10:34.97 ID:c6JmA97W0


スーツ姿の瑞原はやり、説明を始めるために立ち上がった

コンピューターのキーボードを軽く叩くとモニターに映るのは怪獣

先ほどのベムラー


はやり「まぁ実際に怪獣が出たのは……今回が初めてだけどね」

京太郎「の割に、瑞原さん落ち着いてますね」

はやり「はやりで良いよ」


そう言うと、さらにキーボードになにかを打ちこむ

怪獣の映像が小さくなり、映るのはメダル

それは沢山の画像があるようで、怪獣が描かれたメダルが複数表示された


はやり「鍵はね、麻雀なの」

京太郎「……は?」

ベリアル『麻雀?』

はやり「ホントだよ?」

京太郎「ああいや、信じてないわけではないです。麻雀でその、殺されかけたんで」

ベリアル『ちょっとおもしろいな』

京太郎『おもしろくないっす』


自分も和と麻雀をして、死にかけたのだ

あの体を突き抜けるような激痛、遠のく意識


トシ「そもそも“この宇宙の麻雀”は……能力ってものが作用する」

京太郎「え、ああまぁ……聞いてはいます」

トシ「ここでは麻雀ってのは、異能を引き出すものでもあるわけだ。そのエネルギーに目を付ける奴がいてもおかしくないだろ?」

京太郎「麻雀の異能で発するエネルギー……ってことですか?」

トシ「そういうこと」


脳裏に浮かぶのはインターハイ

自らの仲間たちが戦った、数多の異能を持つ雀士たち


トシ「で、ちょっと話は変わるけど、どっかにこの星に害をなそうと言う奴がいた」

京太郎「この地球、に?」

トシ「まず人間を掃除するのに怪獣を使おうと思ったわけだ」

京太郎「あの、ベムラー?」

トシ「そういうこと、ただ怪獣を持ってくるよりもっと効率が良いモノがあった。怪獣の力の一部が入れられたメダル」


ベリアル『なるほどな』

京太郎『いや全然わかりませんけど』


トシ「その怪獣の力を持ったメダルと、この世界の雀士の異能を使う力を共振させれば」

はやり「……この通り」


再び大きく映し出されるベムラー

今までは水面下で凌いでいたが、とうとう怪獣が現れてしまったということだろう



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