無職「伝説にでもなるか」【安価・コンマ】
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43: ◆dUKmCC1WQo[saga]
2021/09/29(水) 23:54:02.64 ID:7dTqB0mRo
しばらくしないうちにカウンターにグラスがおかれた。中身は透明。ただの水だ。

私に金がないことを知っているのだ。いつものことなので私は手を付けない。

世話を焼くが甘やかしはしないのが他人に対するこの女の常だった。



霧崎「それで……仕事のことなんだが」

森宮「えぇ、えぇ。存じております。ありますよ、ぴったりの仕事が」



森宮に頼んだ仕事の条件は2つ。
@他人と積極的に話さなくてよいこと。
A長くても2か月程度の短期であること。

この条件の時点で仕事はかなり限られてしまうのだが、そこを森宮は上手く見つけてくる。

求人情報よりもよほど頼りになるのだ。

森宮「↓1【安価】なんてどうでしょう?」


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