安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
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503: ◆0UPy0Q6GXwAs[saga]
2021/10/22(金) 17:15:16.08 ID:s1Ib0xK4O
ちなみに国の影響力は物語を進むごとに変わります。アルカンレティアは影響力「40」でしたが、今は「10」まで下がってます。
それでは始めます。
・>>496を採用。次の孵化判定まで残り221。
ライオネル「……なるほど……『反芻』か……」
グレイス「げっ……何で分かるのよ……」
ライオネル「そういう家系魔法でね」
ライオネル「……だけど、この場では特に役には立たないな」
グレイス「ハァ!? 何て事言うのよ!」
ライオネル「だって、別に彼らの過去を見たところで大した収穫は無いじゃないか。大魔女様とやらの出会いが見れるだけだよ」
ギール「過去が見える!?」
ライオネルの言葉に、ギールは思わずグレイスの方に身を乗り出す。
ギール「そ、それ本当ですか、グレイスさん!?」
グレイス「え、ええ、そうよ。『反芻』は触れた相手の過去が分かる魔法だもの。何でそんなに食いつくのよ?」
ギール「実は俺、記憶喪失なんです! でも、グレイスさんの魔法があれば……!」
ライオネル「はいはい、その話は後でしようか。自分の記憶と向き合う前に現実と向き合おうね」
ギール「そ、そうですね! すいません……興奮して……」
ライオネル「……という事は……」
ライオネル「戦えるのはギール君のみ。魔法などを考慮するなら僕とリーフィア君、クー君も戦える。リリア君はここぞの切り札かな」
ライオネル「そして、役立たずが一人、と……」
グレイス「世界ナントカの前にあんたの息の根止めてやろうか……!?」ぐぎぎ……!
ライオネル「い、痛い痛い! 首根っこを掴まないでくれるかい……!?」
ライオネル「……ま、まぁ、その好戦的な性格は買うよ……。肝心なところで動けない奴よりよっぽど良い……」
グレイス「フン、あたしだってそこそこやれるわよ。何もできないガキだと思わないでほしいわね!」
リーフィア「……そ、それで、作戦はどうするんですか?」
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