STEINS;GATE 起点消失のエンドライン
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2021/10/22(金) 22:22:13.07 ID:N8qh+l0B0
 鈴羽はため息をついて電柱から背を離し、俺のほうへ向き直った。 
  
 「分かった。ここで話すと父さんや母さんと出くわす可能性があるから別の場所で話そう。ついてきて。」 
  
 俺がうなずくと鈴羽は背を向けて歩き出した。 
  
 俺は鈴羽の後ろをついていき、しばらく歩いたところで声をかけた。 
  
 「なぁ、向かってる場所ってもしかして」 
  
 「そうよ、今私はラジ館の屋上に向かっている。」 
  
 「わざわざラジ館に向かう理由でもあるのか?」 
  
 「うん。でも、こればかりは見てもらったほうが早いと思う」 
  
 そういうと鈴羽は再び俺の前を歩き始めた。 
  
  
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