カルネアデス・プリズム(名探偵コナン×竜とそばかすの姫)
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21:探竜唱 ◆2k5pFFm6nI[saga]
2021/11/11(木) 02:58:01.41 ID:bhK3+YVq0

「王子様、ねぇ」

「ん? ………うげっ」

真純の視線を追って、園子がたじろいだ。

「ちょっとそれ、
前会った時は世良ちゃんよりちょいマシぐらいだったじゃない」

「何気に失礼だな、園子君は。
ボクらでついついネタにしてるものだから、
失礼したの、ボクから謝るよ」

「んー、まあ、そうなんだよね。
鈴木君とは都大会でもご無沙汰だったっけ。
ここ何カ月かで急に大きくなったからね、
空手にも学ランにもバランスが悪くて正直困る」

「だよね」

軽く嘆息する路留に、蘭が応じた。

「やっぱり大変だよね、そんなに急だと特に。
下着とか用意出来てる?」

「まあ、なんとかなってるよ」

「困ってるなら言いなさいよ。
可愛いのでもスポーティーのでも勝負下着でも、
何カップのでも買える様に用意するから」

「アハハ、鈴木君は頼りになるね。ところで………」

(い゛っ………)

すっと足を動かし、
一旦真正面からコナンを見下ろす路留にコナンがたじろいだ。
そして、コナンの真ん前で片膝空気椅子とでも言うべき体勢になって
すっと目を細める路留を前に、コナンの後ろ足がずずずと後退し
つつつーっと汗の伝う顔はつつーっと横を向いていた。


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