カルネアデス・プリズム(名探偵コナン×竜とそばかすの姫)
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214:探竜唱 ◆2k5pFFm6nI[saga]
2025/06/03(火) 22:43:03.01 ID:a51+AsHv0

「それで、『U』のアカウントは生体認証で一人一つだけ。
ちょっと躊躇しちゃうよね」

「しかも、どういう仕組みなのか、
あの機械は外見だけじゃない要素まで読み取ってAsを生成してるって言うから、
怪盗キッドとか整形そっくりさんとかが探偵に化けて事件現場に現れたり
歌手に化けてステージして勝手にイメチェンしたり、
なんて事はリアルでは出来ても『U』だと却って難しくなるって千葉君が」

由美に続けて苗子が言う。

「だから、アニメじゃないんだからさ、
そんな簡単に探偵やら歌手やらに化けられるかっつーの。
コナン君だって、事件が関わった歌手のコンサートで
声がそっくりだからってちょっと代役やろうとして
非難囂々だったとか聞いてるわよ」

「は、ははは」

由美の言葉に、探偵に化けた怪盗キッドとか整形そっくりさんには
心当たりのある小さな名探偵が乾いた笑いで応じる。

「只、ベルはそんだけの影響力はあるし、
竜の時やアンベイルの時もネットで相当騒ぎになってたからね。
捜査一課もかなりナーバスになってるみたい」

「今の所、マスコミでも大きく取り上げられてはいないよね」

由美の言葉にコナンが言う、

「そう。特にベル関係の事件って事は表になってないから
その辺結構きつく保秘かかってるわね。
だから、私から話振っといてなんだけど、
コナン君も安室さんもその辺の事は気を付けて」

「ええ、分かっています」

「はーい」

段々と真面目な口調になった由美に安室とコナンが答えた。


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