カルネアデス・プリズム(名探偵コナン×竜とそばかすの姫)
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92:探竜唱 ◆2k5pFFm6nI[saga]
2022/01/24(月) 19:37:29.75 ID:IA38rMJE0

「いくら素人の女子でも、控室に三人も四人もいたら犯行自体が難しくなる。
慣れない人間ならごまかせるカモフラージュで壁にカメラを張り付けて、
そこから目的の控室、或いはその周辺の部屋まで出入りを監視して
控室が一人になるのを待っていた。むしろ、そう考えないと辻褄が合わない。
そうでなければ、余程の行き当たりばったりの悪運持ちか
パラトルーパーナイフ振り回してもっと最悪の犯行でも上等の凶悪犯かだ」

「ごめんなさい、ちょっと」

そこに佐藤が現れ、高木と共に路留を港南高校の控室に連れて行く。

「ねえ」

コナンに声を掛けたのは哀だった。

「どう?」

「あー、どうも繋がんねー」

哀の問いに、コナンが答えた。

「一番解んねーのはあの皿と焼肉だ」

「多分硫酸、それに溶けたゴムが浮いてた」

「ああー、もしかしたら時限装置じゃなくて判じ物かもな」

「判じ物?」

「ああ、相手は女の子の顔に傷を付ける変態野郎だ。
刃物で女に傷を付ける、焼けた肉片、あの肉片がレバーだとすると」

「女性を切り裂く、レバー、ジャック・ザ・リッパー」

「その線もあるかもな。だから、別の皿にも、
美少女の顔に切り付ける変態野郎にしか理解出来ない
何かの意味があるのかも知れない」


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