5: ◆p1Hb2U6W8I[sage saga]
2021/11/11(木) 20:51:21.16 ID:8ZjmxtrQ0
「せっかくなので、コーヒーのお供にお菓子はいかがですか〜?チョコレートのビターとミルク、どちらかをお選びください〜♪」
「・・・じゃあ、ミルクで」
「分かりました〜・・・・・・プロデューサーさんは、意外と甘党なんですね」
「う、うん」
ほらー!
なんか品定めされてる気がするし!
「もう特に用事も無いから、朋花も適当に休んでおいてくれ」
「はい、お気遣いありがとうございます〜、ご主人様♪」
朋花の可愛らしい声で『ご主人様』と呼ばれて、嬉しいやら、むず痒いやら、怖いやらで、やたらと気疲れしてしまう。
「・・・んー!」
凝った肩を解していると、
「あら、ご主人様、肩が凝っているのですか〜?」
目聡い朋花にあっさりと気付かれてしまった。
「メイドである私が、解して差し上げましょう〜♪」
「い、いやさすがにそれは悪いよ」
「うふふっ♪聖母の申し出を無下にするんですか〜?」
君は今メイドだったのでは・・・?
と、反論するとさらに話がややこしくなりそうだったので、ここは大人しく厚意に甘えるとするか。
10Res/6.99 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20