ボンドルド「少し、席を外しますよ」ベル・クラネル「え?」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/03(金) 22:48:07.11 ID:itDB2ts2O
「"スカ"ラグモス」
「ッ!!」

闇夜を引き裂く閃光。枢機の光を、躱した。

「素晴らしい。素晴らしい反応速度。それでこそ、"白兎の脚"。それでこそ、神々の祝福を授かりしオラリオの冒険者。大英雄の器」
「ファイアボルト!!」

ベル・クラネルの手のひらから枢機の光が走る。なんなく躱すボンドルド。彼は讃える。

「素晴らしい素晴らしい。ギャングウェイ」
「ッ!?」

複雑に乱反射する光線をまるで兎のように飛び跳ねて躱すベル。そして、背後を取った。

「ああ、なんと素晴らしい」
「これで最後だ、ボンドルド。あなたに僅かでも娘への愛が残っているなら、白笛を鳴らすんだ。僕は……下へ、先に進まないと!」

ベルは懇願した。プルシュカを想いながら。


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