5:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/14(火) 23:39:08.35 ID:a+c5MMQsO
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
これは、フハッ咲く男の美学……なのかな。
「じゅ、淳平くん……」
「ママ。やっぱりじゅんぺーはだめだよ」
高らかに哄笑するパパに母子共々ドン引き。教育上よろしくないと判断して叩き起こす。
「こらーっ! どんな夢見てんだよ!?」
「ふあっ!? に、西野!?」
「今は淳平くんと同じ"真中"だろ!?」
昔のような口調で寝ぼけた亭主に喝を入れると、淳平くんは何やらキョロキョロして。
「あれ? ウンスジいちごパンツは……?」
「な、なに言ってんだよ!? 」
「だって今さっき、西野が漏らして……」
「漏らしたのは平司だよ!!」
あらぬ疑いをかけられたあたしが憤激して事情を説明すると、淳平くんはおもむろ胸に抱く平司のズボンの中を確認してなにやら納得したような顔で頷き、衝撃的な発言をした。
「平司め。勝手にママのパンツ穿くなよな」
「はあっ!? なにソレ!? どゆこと!?」
「やっぱりウンスジいちごパンツだったよ」
にっこり笑顔の淳平くん。なに嗤ってんだ。
「ママっていちごパンツ穿いてるの……?」
「だ、だって淳平くんが穿いて欲しいって」
おかげでタンスの中はいちごパンツだらけ。
「ともあれ、平司の未来が愉しみだな!!」
「まったく……さすが淳平くんの息子だよ」
不安だけど、ワクワクする。You're my love.
【いちご100フハッセント West side story】
FIN
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