私「妖精を粉砕して失われたもの」
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81:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:31:06.40 ID:O8t46fem0

博士「君が研究体を逃さなければこうして捕まえることもなかった。それは逆恨みというものだよ」

マスター「そうじゃない。俺の身なんてどうだっていいんだ」

以下略 AAS



82:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:32:06.75 ID:O8t46fem0

博士「君がご執心の妖精。あれはただの変形した蝶なんだよ?」

マスター「違います。あれは妖精という存在で、鱗翅目の昆虫とは別の生き物なのです」

以下略 AAS



83:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:33:18.18 ID:O8t46fem0

博士「君を捕まえる理由は2つある。研究体を逃がしたこと」

博士「そして何より、妖精の仕返し事件を起こしたこと。人を傷つける人間を、流石の私も放ってはおけない」

以下略 AAS



84:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:34:12.66 ID:O8t46fem0

博士「君はマイノリティだよ」

マスター「博士。それは差別発言ですよ──」

以下略 AAS



85:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:35:27.02 ID:O8t46fem0

私「博士っ!」

バッ

以下略 AAS



86:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:36:13.61 ID:O8t46fem0

私(今さっきまでの冷静な顔が嘘のように、マスターは青ざめて小刻みに手を震わせている)

私(絞り出すようにマスターは言った)

以下略 AAS



87:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:37:27.88 ID:O8t46fem0

美少女「……」カチャ

マスター「ど、どう、して」

以下略 AAS



88:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:38:27.91 ID:O8t46fem0

──

私(返り血を浴びた美少女の姿が、あの日、夕暮れの歩道で見た時の光景と重なった)

以下略 AAS



89:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:39:13.05 ID:O8t46fem0

──病院──

博士「まだ目を覚まさないけど、死ぬことはないってさ。主任も、あの浮浪者も」

以下略 AAS



90:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:40:08.50 ID:O8t46fem0

博士「……主任が目を覚ましたら事情聴取が始まる」

博士「その時、彼の身元を証言する人間がそばに必要だ」

以下略 AAS



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