佐々木「あの月の光だって、太陽光線の反射だよ」キョン「月は月で綺麗だろ」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/20(日) 23:16:23.24 ID:f2FhMN8xO
「キミはきっと太陽に惹かれてその周りを回る。それは自然なことで、そうでなければ不自然だ。物理法則に反している。仕方ない」

話は終わりとばかりに歩き出した佐々木に。

「原理原則から外れるコストとリスクに見合うリターンだって、あるかも知れないだろ」

そう投げかけると佐々木はくつくつ笑って。

「そうであることを陰ながら願っているよ」

月明かりに照らされる背中が儚くて悲しい。

「っ……佐々木!」

まだ観測可能なうちに。これだけは伝える。

「お前が透明人間になったってその形跡は残り続ける筈だ! そうじゃないと不自然だ!」
「キョン……そうだね。じゃあ忘れないで」

忘れない。忘れるもんか。忘れさせないさ。

「お前にも俺を忘れられたら困るんだよ!」

月明かりの下、俺はズボンを下ろして叫ぶ。

「俺は、ここにいる!」

ぶりゅっ!

「きゃあっ!?」
「フハッ!」

脱糞は狼煙だ。さあ、宇宙戦争の始まりだ。


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