佐々木「あの月の光だって、太陽光線の反射だよ」キョン「月は月で綺麗だろ」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/20(日) 23:20:25.21 ID:f2FhMN8xO
ぶりゃりゅりゃりゅりゅりゅりゅぅ〜っ!

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

透明人間の脱糞は観測出来ない。それでも。

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

ぶりゃりゅりゃりゅりゅりゅりゅぅ〜っ!

そこにはたしかに、形跡が残る。それは臭いだったり、野糞だったり。無視は出来ない。
敵対行為や威嚇だと思われても構わないさ。

「キョン……キミのほうがよっぽど野蛮だ」
「ふぅ……なあ、佐々木。俺はこう思うぜ」

出しきった俺は、うんこ座りのまま諭した。

「透明人間なら、服なんて要らないってさ」
「……えっち」

ジト目の佐々木を拝むのが目的ではなくて。

「俺の脱糞にだって引力があっただろう?」
「……だから?」
「つまり俺の糞の質量が空間を歪ませたわけだ。それが重力なら大したもんじゃないさ」

たとえ太陽ほどの質量を持てずに核融合が出来なかったとしても、だからと言って塵芥などと呼ぶのは不適切だ。佐々木は頬を染め。

「じゃあ僕が脱糞したらキミも振り向く?」
「ああ。どんなに離れていても必ず観測してコストやリスクを度外視にワープしてやる」

何を言ってるんだろうね俺は。互いに嗤い。

「やれやれ、だね。ほら、立ちなよキョン」

月を見上げて差し伸べる佐々木の手を取る。


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