星輝子「真夏みたいに気持ち悪い」
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10: ◆xa8Vk0v4PY[saga]
2022/06/06(月) 00:40:36.86 ID:Sev9O2YP0
自分の事務所にやって来た彼女をじろじろと眺めると、吐き捨てるように呟いた。

「前の事務所ではどんな扱いだったかは知らねえが、ここでは俺の言う事に従え。分かったな?」

「あっ・・・は、はい」

男は輝子と彼女のプロフィールを見比べる。

「ていうか星輝子ってマジで本名かよ。キラキラネームってやつか」
「身長142?ちっちぇー。まあロリコンにはウケるかもな」
「誕生日6/6・・・呪われてんのか?生まれからして不吉なやつだな」

男は彼女のプロフィールの感想を呟いていく。
悪意はない。ただ淡々と、まるで自分の意見が世論そのものというように
当たり前のように彼女を馬鹿にする。
元々自分に自信のない彼女は、素直にその感想を受け入れてしまう。
ただの数分で彼女の在り方が、今までの人生が否定されていく。
劣等感で押し潰されそうになり、彼女の目には涙が滲んでいた。


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